より安心な富士登山をお楽しみいただくために、

LaMontでは山岳保険への加入をオススメしております。

山岳保険とは？

道に迷い、自力で下山できない場合は「遭難」となり「捜索」されることになります。
民間の救助隊が出動した場合、費用は遭難者が負担しなければなりません。
いくらぐらいかかるのでしょうか？

【2日遭難した場合】
民間救助隊員の日当　￥30,000×5人×2日間=￥300,000
民間救助隊員にかける保険　￥15,000×5人=￥75,000
民間救助隊員の宿泊費　￥9,000×5人=￥45,000
装備費・消耗品費　￥50,000
合計　￥470,000
（参考：山と渓谷社出版ワンダーフォーゲル 2012年2月号）

さらに、ヘリコプターを使用した場合、1時間の捜索で50万円程度の費用がかかります。救助だけなら1時間程度ですが、捜索に使用すると数百万円になることもあります。
もちろん、県警のヘリと民間のヘリを選ぶことは遭難者側はできません。
そんなときのために、保険には必ず加入するようにしましょう。
山岳保険にはいくつか種類がありますので、下記をよくご覧の上、自分に合った保険に加入することをおすすめします。
また、山岳遭難の多くはちょっとした不注意や安易な行動が原因とも言われています。
登山にあたっては、以下の点に気を付けましょう。

【登山計画の作成、提出】
気象条件、装備、食料、体力、体調、登山の経験、登山コース、日程などに配意して、余裕のある、安全な登山計画を立てましょう。
単独登山はできるだけ避け、信頼できるリーダーを中心とした複数人による登山が望ましいです。
作成した計画書は、家庭や職場、登山口の登山届ポストなどに提出しておきましょう。

【危険箇所の把握】
計画を立てる際は、滑落等の危険箇所をよく調べましょう。

【状況の的確な判断】
視界不良・体調不良時は、滑落、道迷いなどの恐れがあることから、状況を的確に判断して早めに登山を中止するよう努めましょう。

【滑落・転落防止】
滑りにくい登山靴などの着用、ストックなどを活用するとともに、気を緩めることなく常に慎重な行動を心がけましょう。

【道迷い防止】
地図やコンパスなどを有効に活用し、常に自分の位置を確認するよう心がけましょう。
（参考：警視庁 平成22年中における山岳遭難の概況より）

以下に様々な山岳保険をご紹介いたします。携帯電話から加入できる、簡易的な山岳保険もございますので、詳細をご確認いただき、ご自身に合ったものをお選びください。

【山岳保険】
■モンベル山岳保険
アウトドアライフに合わせて、3つのプラン、11のコースが利用可能。
お仕事中の事故を除き私生活のみを補償する「就業中対象外」と、就業中か否かを問わず補償する「24時間補償」もあります。

■ jRO（ジロー・日本山岳救助機構）
TEL 042-669-5330（セブンエー内）
遭難の捜索・救助費用に特化した制度。希望者はまず日本山岳救助機構に入会、後日１年間で支払われた遭難捜索・救助費用総額を全会員で等分し分担する方式をとります。
入会金（初年度のみ）2000円＋年会費2000円＋事後分担金（年によって異なるが、過去実績800～900円）。

■ レスキュー費用保険（日本費用補償少額短期保険）
TEL 0120-970-510
山岳遭難の捜索・救助費用のみに特化した保険。国内であれば、クライミングや山岳スキーなど、登山のスタイルを問わず、すべての遭難捜索・救助活動にかかった費用を補償します。年間保険料は5000円。

■ モンベル野外活動保険TM
TEL 0120-936-007 または、06-6538-0208（モンベル・アウトドア・チャレンジ）
トレッキング、ハイキング、キャンプ、サイクリングやゲレンデスキーなど、さまざまなアウトドア活動中の事故によるケガの補償をはじめ、家族などの救援者が事故現場へ向かう際の交通費や宿泊費、他人をケガさせてしまった場合の賠償責任などの補償を受けられます。
ピッケル、アイゼンなどを使用した本格的な山岳登攀をする人を対象にしたモンベル山岳保険もあります。
たまにしか登山をしない方は…
カラフェスほか、年に数回ハイキング程度の山登りをするだけならば、１回の登山ごとに申し込む掛け捨てタイプが便利です。
以下の保険は、ネットで即日申し込めたり、現地で加入できたりするものです。うっかり加入を忘れていたという方にも便利です。

■ ドコモ ワンタイム保険
「その場で」「必要な分だけ」「簡単に」保険加入できるサービスです。旅行やイベントのさまざまなアクシデントに対応します。

■ソフトバンクかんたん保険

■auケガ保険